【続き】育休中に転職決めてしまった話

転職

こんにちは、Rio(リオ)です!

Rio(リオ)
Rio(リオ)

今日も当ブログを閲覧いただきありがとうございます!

前回の記事では育休中の転職活動について以下のような話をしました。

  • Rio(リオ)の転職活動期間について
  • まとめとつづき

今回は前回まとめきれなかったこと、利用した転職エージェントや育休中に転職を決めた際のメリット/デメリットについて話をしていきたいと思います。

最後まで見ていただければ幸いです!

この記事で分かること

  • Rio(リオ)が使った転職エージェント
  • それぞれの転職エージェントの特徴
  • 育休中に転職を決めた際のメリット/デメリット
  • まとめ

Rio(リオ)が使った転職エージェント

まずは、Rio(リオ)が転職活動中に利用した転職エージェントについてです。

転職サイト、転職エージェントの探し方として、インターネットで探す、CM等で知っている有名な会社にする、など色々あるかと思います。

ですが、実は転職エージェントを含む人材紹介業を営む会社は皆さんがイメージしている
よりもずっと多いんです。

出典:厚生労働省HP

古いデータではありますけど、平成26年度において人材紹介業は2万弱も存在します。

この中から自分に最適な業者を見つけて登録する、という事になります。。

Rio(リオ)
Rio(リオ)

自分に合った転職エージェントを見つけるために、まずはご自身の状況を客観的に見極めることで絞り込みができるようになります!

例えばですが、Rio(リオ)の場合はこんな感じです。

  • 年齢:30代
  • 希望勤務先:東京、神奈川
  • 業種:メーカー(実際はもっと細分化します)
  • 現在の収入と希望:???
  • 職種:営業?技術職?事務?など

以上のような情報をもとに、自分に合っていると思われる転職エージェントを検索していきます。

参考としてRio(リオ)が利用した転職エージェントは、以下の3社でした。

  • リクルートエージェント
  • JACリクルートメント
  • ビズリーチ

という事で、以上の3社を利用してみた感想を書いていきたいと思います!

それぞれの転職エージェントの特徴

1.リクルートエージェント

『転職』と検索して必ず出てくるのがこのリクルートエージェントです。

登録している企業、求人者が最も多い転職エージェントだそうです。

Rio(リオ)がこの転職エージェントにメリットを感じた点は3つです。

  1. 市場価値の見定め
  2. 書類添削・面接対策
  3. 場数(経験)

Rio(リオ)は転職活動の初心者だったのでこんな疑問がありました。

Rio(リオ)
Rio(リオ)

そもそも転職活動ってどうやって進めていくの?
新卒採用と何が違うんだろう…?

疑問解消に役立ったのがリクルートエージェントのコンサルタントでした。

経験豊富なコンサルタントが面談時にすべての疑問に分かりやすく回答してくれます。

また、他社と比べて求人数が非常に多いので業種や職種の適性が把握しやすいのもメリットです。

履歴書・経歴書のアドバイスも的確なのでRio(リオ)はこちらをメインに添削をお願いしていました。

結果として1か月ほどで転職先が決まってしまったので十分活用できたとは言えませんが、面接の場数を踏むためにも求人数の多さは魅力だと思っていました。

2.JACリクルートメント

あまり聞いたことのない名前かもしれませんが、歴史のある転職エージェントです。
Rio(リオ)はこちらで紹介された求人で転職先を決めました。

Rio(リオ)がこの転職エージェントにメリットを感じた点は3つです。

  1. 外資系の求人を多く取り扱っている
  2. 求人の質が高い
  3. 求人の詳細な情報を開示してくれる

Rio(リオ)は海外赴任経験があるので、それを活かせる転職先を希望していました。

すると自然と外資系企業の求人が集まるようになり、書類選考の通過率も非常に高かった傾向にあります。

また、他の転職エージェントでは提示されなかった好待遇の条件が数多く紹介されていたので、その点も魅力でした。

Rio(リオ)
Rio(リオ)

ちなみにですが、Rio(リオ)は想定年収で現職比1.4倍のオファーを貰うことができました。


さらにJACリクルートメントの紹介方法が他と少し異なる点があります。

それは、求人紹介を企業担当のエージェントから直接聞けるというものです。

他の転職エージェントでは、応募者にコンサルタントが1人付きます。

そして企業担当のエージェントが拾ってきた求人をコンサルタントから応募者に紹介するという、バトンリレーのような状態になります。

一方JACリクルートメントでは企業担当のエージェントが自分の持っている求人を直接応募者に連絡して紹介します。

これ、何が違うかというと、企業の採用担当者と直接会話してきた人がまた直接応募者に情報提供してくれるってことなんです。

つまり、情報がとても正確で、かなり突っ込んだところまで応募者に情報開示をしてくれるわけです。

例えば、こんなこと教えてくれます。

  • 面接官の情報(役職、職種)
  • 面接の内容(質問内容)
  • 求人募集の背景
  • 適性検査の重要度
  • 過去、落選した人の理由

どうでしょうか?
思ったよりさらけ出してくれている感じしませんか?

Rio(リオ)はこんな風に感じました。

Rio(リオ)
Rio(リオ)

何かカンニングしているみたいだな…。。笑

要するに、テストの問題が事前に教えられている感覚に近いです。

あとは当日までにそれを準備すればOKと。

あくまで書類選考及び面接は他の応募者と比べられるので正解は無いのですが、より最適解を導くヒントを提供してくれることは間違いないですね!

3.ビズリーチ

個人的に最近話題になっているビズリーチにも登録しました。


こちらは、転職エージェントというよりもヘッドハンティングのプラットフォームという印象がありました(語弊があればごめんなさい)。

どういうことかと言うと、他の転職エージェントではコンサルタントも求人紹介をするエージェントも1つの企業の社員が行っています(多分)。。

でもビズリーチは、ヘッドハンターと言われる外部の人材紹介業者、求職者、企業の3者がビズリーチのサービスの中で動いているという感じです。

なので登録者に向けた手厚いサービスや面接の日程調整などは、ビズリーチから提供されることはありません。

登録時に自分で入力した経歴を見たヘッドハンターや企業が突然コンタクトを取ってきたり、または自分から応募していったりします。

この辺が、複数回の転職経験者におススメと言われる理由かもしれません。

突然スカウトの電話がきたりと転職経験ゼロのRio(リオ)にはカルチャーショックでした。。笑

ヘッドハンター
ヘッドハンター

私、A社の○○と申します。
Rio(リオ)さんの経歴を見て連絡させていただきました。

Rio(リオ)
Rio(リオ)

はい、どうもありがとうございます。

ヘッドハンター
ヘッドハンター

Rio(リオ)さん、今までのご経験を生かしてコンサル会社に応募してみませんか?

Rio(リオ)
Rio(リオ)

コンサルですか?いやぁ、考えてもみなかったですね。。
何か激務そうじゃないですか?

ヘッドハンター
ヘッドハンター

そうですか、ご興味があまり無いということであれば、
また別の求人があれば連絡いたします。それでは。

Rio(リオ)
Rio(リオ)

え?もう終わりですか?
はい、それでは失礼します。。。

こんな感じで凄いあっさりしていました。笑

人によるのかもしれませんが、自分の持っている求人を効率的にさばいていく目的で連絡があったという印象を受けました。

確かにヘッドハンターの報酬体系や求職者の環境(勤めをしながら転職活動)を考えると理にかなった方法かもしれません。

が、ビビりなRio(リオ)は、『ビズリーチ怖い…。』というイメージで及び腰になってしまいましたね。。笑

転職エージェントの特徴まとめ

ここまでいかがだったでしょうか?


Rio(リオ)は事前に下調べをして、年齢や業種、職種、また収入などから絞り込んだ上で登録をしました。

が、それでもエージェントによる違いがこれ程までにありました。

皆さんも転職を漠然と考えた際にこの転職エージェント選びというのは活動のファーストステップになるのですが、それでいて非常に重要な分岐点になります。

ですので、まずはご自身の現状から複数のエージェントに登録して、更にそこから最も自分に合ったエージェント選びをしてみてください。

育休中に転職を決めた際のメリット/デメリット

ここまではRio(リオ)が転職エージェントを利用した際の感想を書いてきましたが、育休中に転職を決めてしまう事についてお話していこうと思います。

育休中に転職を決めた際のメリット

  • 転職活動の時間が確保しやすい
  • 現職の引継ぎがほぼ不要
  • 転職先への準備ができる

順番に解説していきましょう。

メリット1:転職活動の時間が確保しやすい

これは以前の記事でも説明している通りで、書類作成や面接の日程調整など他者と比較して圧倒的に時間的なメリットがあります。

もし仮に自分よりも優秀な人材が同じ求人に応募していても、先に内定をもらって即座に承諾すれば逃げ切りが可能です。

企業側からすれば両者の結果が出るまで調整しようと考えるかもしれません。

ですが他者と並行して選考が進んでいることを考えれば、採用基準に達している人材を失うリスクは取りたくないでしょう。

なのでメリットを最大限に生かすために第一希望の企業に対しては即レス、最短日程での面接調整が理想です。

メリット2:現職の引継ぎがほぼ不要

転職が決まり、辞職の意思を告げると通常は現職の担当職務他の方に引き継がないといけません。

でも育休を取っていた場合は、休暇に入る前に自分の職務を既にほかの方に引き継いでいる可能性が高いですよね?

なので少し卑怯かもしれませんが、復帰~最終出社日までに行うべき引き継ぎ業務がほとんど無い状態になるかと思います。

Rio(リオ)
Rio(リオ)

Rio(リオ)は既に最終出社日を終えましたが、出社日数は1日のみでした。笑
書類整理、退職手続きで終わりです。

メリット3:転職先への準備ができる

メリット2と重なる内容ですが、退職までに必要な労力が省略されるので転職先への準備の時間に充てることができます。

新しい職場で使っている業務ツールの使い方、英会話、商品知識、業界動向など、転職先でのスタートにつまづかないように事前準備をする時間が確保できるでしょう。

新しい環境での仕事は何かと大変だと思いますので、少しでも準備に充てられる時間が増えるのはメリットの1つだと思います。

育休中に転職を決めた際のデメリット

  • 円満退職はほぼ不可能!

これ1択ですね。笑
Rio(リオ)は出社が1日だけでしたが、空気はまあ重いです。。

Rio(リオ)
Rio(リオ)

おはようございます!
きょう最終出社日ですのでよろしくお願いします。

上司
上司

あぁ、は~い。。

上長との会話、これで終わりでした。笑

会社の雰囲気によりますが同僚や他部署の人とは比較的いつも通り接してもらえましたが、所属の上司との関係は悪いまま退職とならざるを得ないでしょう。

退職者が上司の査定に響くのであればなおのことだと思います。

Rio(リオ)の会社は帰属意識が高い社員が非常に少ないので、非難よりもむしろ転職に関する情報を聞かれることが多かったです。

育休中の辞意表明は問題ないのか?

これに関しては、『育児休業の取得は職場への復帰を前提とする』とありますので、法律違反や給付金の返戻要求を懸念する声があります。

それに関しての回答は以下のようになります。

  • 法律上、育休中の辞意表明は問題ない
  • 休業開始日と退職日に気をつけないと損をする
  • 復帰=出社ではない

法律上、育休中の辞意表明は問題ない

育児・介護休業法の対象者に以下の条件がありますが、育児休業中に退職を申し出ることは違法ではないようです。

労使協定で対象外にできる労働者
・雇用された期間が1年未満の労働者
・1年(1歳以降の休業の場合は、6か月)以内に雇用関係が終了する労働者
・週の所定労働日数が2日以下の労働者

引用元:厚生労働省HP

最近はかなり改善されましたが、保育園の入所の問題や女性の場合は産後の体調の変化などにより復帰が困難なケースもありますね。

この育児・介護休業法は男女平等に権利があるので、今回のRio(リオ)のケースでもお咎めなしという事なのでしょう。

更に、育児休業から復帰せず退職となっても給付金の返戻などは必要ありません。

ですが注意べき点があります。

休業開始日と退職日に気をつけないと損をする

こちらは取得する際、それから退職をする際の注意事項です。

育児休業には基準月というものがあります。
これは何日から取得開始したかによって1か月の区切りが違うんです。

例:2022年3月15日 育児休業開始
  ⇒基準月:3月15日~4月14日

で、もし仮に1年後の2023年4月13日に復帰せず退職となった場合、、、

2022年3月15日~4月14日の給付金は支給されなくなります!

よく考えずに退職日を設定してしまうと1か月丸ごと無給という状態になってしまうので気をつけないといけません。

復帰=出社ではない

では実際Rio(リオ)がどうしたかと言うと、以下のようにしました。

  • 退職日は4月30日
  • 育休最終日は3月31日
  • 4月1日~30日までは4月に発生した有休を消化
Rio(リオ)
Rio(リオ)

有休は就業扱いですからね、これで育休の給付金は支給されて、残りの日数も有給で満額保障されます。

では1度も出社せずに退職かと言うと、荷物の整理や備品の返却等ありましたので出社しました。

あまり知られていませんが、育児休業中は月80時間を超えない範囲で就労が可能です。

育児休業中の就労について ー厚生労働省ー

一応、不測の事態に対応するための就労という事で許可されています。

詳細は省きますが、月80時間以内でも稼ぎすぎると給付金が減額となるので、お金目的での利用はおススメしません。

このような形で、日本の労働社会では若干?後ろめたい気持ちを感じそうですが、自分が最も損をしない方法で無事退職に漕ぎつけることができました。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回はRio(リオ)が労働者の権利をフル活用して『損しない退職&転職』というものを実際にやってみました。

日本という国自体がブラックな労働市場を抱えているという現状で、男性サラリーマンとしてはだいぶ前例のないことにチャレンジ出来たのではないでしょうか?

『労働者でもできる自由な生き方』として少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

Rio(リオ)
Rio(リオ)

今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました~!
それではまた次回!

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